骨粗しょう症は、自覚症状がなく、知らないうちに進行することがほとんどです。自覚症状がないからこそ定期的に骨密度検査を受けることが重要なのです。
ここでは、骨粗しょう症の検査についてご紹介します。
骨粗しょう症検診は、自治体やお近くの病院で受けることができます
骨粗しょう症は、自覚症状がないため自分の骨がもろくなっているかどうかは外見からは分かりません。背中や腰の骨などは気付かないうちに折れてしまっている場合もあります。骨折を起こし、寝たきりになってからでは遅いので、自分の骨の状態を確認するためにも、骨粗しょう症検診などを活用しましょう。
- 自治体の骨粗しょう症検診で
- 多くの自治体で、40歳以上の女性を対象に5歳刻みで、骨密度の節目検診を実施しています。
(40、45、50、55、60、65、70歳)
お住まいの地域のホームページや広報誌のお知らせを確認してみましょう。対象年齢以外にも検診を実施している市町村もあるので、詳しくはお近くの保健所などに問い合わせてみましょう。
検診で骨密度が減っていると判定された人は、指示された時期に医療機関で診断を受け、治療の時期を逃さないようにしましょう。 - 健康診断のオプションで
- 骨密度検査は一般的な健康診断の項目には含まれていませんが、オプション検査として選べる場合があります。
定期的な健康診断の際に、合わせて申し込むのもよいでしょう。 - お近くの病院で
- お近くの病院やかかりつけ医で測定してもらうこともできます。地域の方々の健康管理に役立てたいと、骨密度測定装置を備えている病院がお近くにもあると思いますので、気軽に足を運んでみましょう。
予約が必要な場合もあるので事前に確認するとよいでしょう。
全体監修 : 健康院クリニック 院長 細井 孝之 先生