日常生活で気をつけること

丈夫な骨を保ち、骨折を予防するためには、食事や運動など毎日の生活も大切です。ここでは、日頃から気をつけておきたいことについてご紹介します。

転んで骨折を起こさないように、生活環境を
整えましょう

骨粗しょう症のこわいところは、小さな衝撃でも骨折してしまうリスクが高くなることです。特に太もものつけ根を骨折すると、寝たきりになるおそれがあります。
日頃の食事や運動で骨を丈夫に保つとともに、家の中で転ばないように生活環境を整えることも大切です。特に高齢になると、自宅で転倒し、骨折する人が増えています。

あなたの家は大丈夫?

  • 家の中にちょっとした段差がある
  • 部屋や廊下に、積み上げられた新聞や雑誌、まとまっていないコード類など、引っかかりやすいもの・つまずきやすいものが置かれている
  • じゅうたんや水滴などにより、滑りやすい場所がある
  • 薄暗くて見にくい場所がある

1つでも当てはまるものがある場合は見直し、転倒しにくい生活環境を整えましょう。

「転倒しにくい環境整備」部屋を整理整頓する、階段に手すりをつける、段差をなくす、外出するときはぬげにくい・すべりにくい履き物で、悪天候・夜間の外出時は注意、転ばぬ先の杖

全体監修 : 健康院クリニック 院長 細井 孝之 先生